【特集】青森を遊ぼう!子どもも大人も夢中!大空の世界へ 青森県立三沢航空科学館
いま楽しめるお出かけ情報を紹介する「青森を遊ぼう!」雨が続いていますが天候に関わらず、「大空」の世界へ連れて行ってくれる施設をご紹介します。
★青森放送 濱野壱清
「私たちを出迎えてくれる飛行機のモニュメント、もうおわかりでしょうか、大空と飛翔をテーマに様々な体験や展示を楽しむことができるのがここ青森県立三沢航空科学館です 夏休みの自由研究にもおすすめですよ」
三沢航空科学館は青森県が航空史に果たしてきた役割を広く発信するために作られた科学館です。
★濱野壱清
「オレンジ色のかっこいい機体見えましたが、これは何でしょうか」
★県立三沢航空科学館 月舘晋一さん
「こちら、青森県三沢市の淋代海岸、三沢航空科学館から東側に行ったところにあります海岸を出発地として、世界で初めて太平洋を無着陸で横断飛行に成功した飛行機になっています」
世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号。およそ41時間かけて海の向こうアメリカへと飛び立ちました。さらに世界で唯一の展示もあるんです。
★月舘さん
「実は、紹介したい展示がまだあるんです、こちら入るとすぐ右側にみえてきます青い機体、こちら世界シェアナンバーワンの飛行機、ホンダジェットの最初の試験機、ホンダジェット技術実証機となっています」
「空飛ぶクルマ」とも称された小型ビジネスジェット機。主翼の上にエンジンが配置された斬新なデザインで世界を驚かせました。
航空ファンにはたまらない貴重な展示の数々。
本格的なフライトシミュレーターでパイロット気分も楽しめます。
さらにこちらは「科学ゾーン」。まるで理科の授業のように身近にある科学を体験できます。月替わりの科学実験ワークショップも。この日は熱したビー玉を急速冷却して模様をつける体験です。
★七戸町から
「この地球みたいなキーホルダーを作りました」「最初は火を使うのが怖かったけど、だんだん慣れてきて火を使うところが楽しかった」
そして大人も夢中になる人気コーナーです。
★月舘さん
「こちら大空を飛ぼうという展示になってまして、約10メートルの高さから、動力を使わずに飛行体験ができる展示となっています」
実はわたし高いところが苦手なんですが、勇気を出して体験してみました。
★濱野
「足場があるって最高ですね、想像以上に速かったですし、かなり、遠心力といいますか、勢いもついていて、身体が左右に振られるので、絶叫的な体験もできましたし、かなり爽快感もありました」
このほか、月や火星、冥王星の重力を体感したり、宇宙飛行士の訓練と同じ仕組みで無重力空間を体験したりできる「宇宙ゾーン」など、子どもから大人まで好奇心をくすぐられる体験展示が盛りだくさんです。
思う存分遊んだあとは併設のカフェでひとやすみ。三沢らしいアメリカンなメニューを楽しめます。
★濱野
「バンズがまず外側がカリカリ、中がふわっふわで小麦粉の香りがしっかりして食べ応えがあります、中のパティも牛肉100%ということで、とってもジューシーですしソースの爽やかさがとてもよく合います」
来月23日までは夏の特別企画展として骨格に色を付けた生き物の不思議な姿を観察できる「新世界 透明標本展」が開かれています。夏休み後半の思い出作りに、そして自由研究の参考に「大空」の世界を体験してみてはいかがでしょうか。