【特集】青森を遊ぼう!ワークショップも人気 100種類のローズガーデン 平川市
青森のお出かけスポットを紹介する青森を遊ぼう!今回は平川市のオープンガーデンです。あさってからローズシーズンを迎える2,000坪の庭園をご紹介します。
平川市町居にあるオープンガーデン「大きなくりの木の下で」。樹齢400年を超える大きなくりの木をシンボルに、花鳥風月をテーマにすべて手作りで季節を感じられるお庭をつくっています。広さ2,000坪の庭園内には、春は菜の花、6月にかけてはローズ、7月はアジサイ、秋はコスモスやダリアが見られ、テーマごとに4シーズンに分けてガーデンを開放しています。季節によって園内の表情が変わるのが特徴です。現在はお庭のメンテナンスのための休園期間中であさって土曜日からいよいよローズシーズンを迎えます。100種類以上のローズを管理する園主の大澤浩明さんにその魅力を教えてもらいました。
★大澤浩明さん
「うちのガーデンで一番最初に咲くのはポンポン・ドゥ・パリというバラです」
★青森放送 橋本莉奈アナウンサー
「鮮やかなピンク色、今月の8日くらいからもう少し早くから咲いてきていると思います 小さい小ぶりなバラで香りの方はあまりしないんですけれどもかわいく咲き誇って花期も長い、ずっと長く咲いているので6月の中盤くらいまでいけるのかな 結構トゲが痛いんですよこれ」
この日の園内のローズはまだまだ咲き始めでしたが、大澤さんが好きなバラも数輪咲いていました。
★大澤浩明さん
「これはにおいがいいですよね行ってみて下さい」
★橋本アナウンサー
「華やかないい香り まだ少ししか咲いていないですけれどももうすでにいい香りがする」
★大澤浩明さん
「ガード・ルード・ジェギルというイングリッシュローズになります」
品種ごとに色や形、香りなどに特徴があり、ゆっくり歩きながら目で見て、嗅いでめでるのもローズの楽しみ方です。そして進んでいくと大澤さんおすすめの写真スポットがありました。
★大澤浩明さん
「このアーチとかパーゴラとかも全部自分で作って、ここもう全部バラなんです」
この日はまだ緑色でしたが、きれいに咲くと…赤や白など色とりどりのバラに囲まれたバラのトンネルができあがります。バラは品種によって開花時期が違うため長い期間何度足を運んでも違った景色を楽しむことができます。そしてガーデンの中央にはテラス席があります。入園料にはなんと一杯のドリンクサービス付き。コーヒーやピーチ・ローズヒップティー、はちみつレモンティーが選べるほか、ガーデンで育ったりんごを使った自家製ジュース、こだわりの焼きケーキも食べることができます。
★橋本アナウンサー
「心地よい風に吹かれながらのりんごケーキいただきます りんごのほのかな甘みが口に広がります りんご一つ一つが大きいんですけれども味がしっかりしみこんでいておいしいです」
そのほか園内にはドッグランやラビットランがあり、動物たちもこの場所では走り回ることができます。飲み物で一息つきながらかわいいペットと一緒に花を愛でることができそうですね。大澤さんがご夫婦でオープンガーデンをはじめたきっかけはローズでした。
★大澤浩明さん
「このバラをですねいっぱい育てはじめた時に友達を呼んでオープンガーデン的なコーヒーを飲みながら見ましょうよということをやったんです そうしたら友達が友達を呼んできて」
友人のすすめで2013年から寄付を募りながら庭の開放を行いその後、事業化して開園日を増やすことができました。
★大澤浩明さん
「人というのは忙しい時とか疲れたり気がめいったり、いろんなことがあると思うんですけれども 広いガーデンで緑の中で花を眺めるというのは非常に良い精神的な効果もありますし、コーヒーを飲んでゆったりできて笑顔になれるとか元気になれるとかそういうガーデンにしたくてやったんですけれどもみなさんにこにこ笑いながら帰っていただければなという風に思っています」
園内ではワークショップも開催されていて、中でも多肉植物の寄せ植え体験はとても人気です。またバラの苗やおうちでガーデニングを楽しめる園芸雑貨の販売も行っています。ローズシーズンはいよいよあさってからオープンです。