【愛媛マラソン】「走ることが人生の力になる」ケガを乗り越え…10大会連続の“サブ3”目指す注目ランナー
注目のランナーや大会の見どころなどをお届けする愛媛マラソンスペシャル。きょうは10大会連続で“市民ランナーの勲章”獲得をめざす、マラソン愛あふれるランナーです。
愛媛陸協 次家洋明さん:
「走ることによって自分の人生の力になるといいますか、人生観を変えてくれるようなスポーツに出会った」
松山市の次家洋明さん、51歳。ランナー歴は14年を数えます。
「後輩がマラソンしていたんですけど、愛媛マラソンを後輩が走っているのを見て感動しまして」
その勢いで、準備期間3カ月で愛媛マラソンに初挑戦!見事、完走を果たしました。
「(完走して)楽しかったのがまず1番最初に来たんですけど、走っていたら人生の力になるといいますか」
以来、少なくとも月に1度は国内の大会に参加するほど、マラソンにどっぷりはまってしまいました。
しかし2020年。思わぬアクシデントに見舞われます
次家さん:
「ちょっとひざの方が悪くなってきて(手術の)傷の跡が…」
全治までおよそ2年。コロナ禍も重なり、走れない時期が続きました。
「もうマラソンやめようかなと思ったんですけど、どうしてもやめられなくて」
傷を癒し、再び走り始めた次家さん。去年の愛媛マラソンでは、2時間58分40秒で完走を果たしました。
そして今年…
「いま9大会連続で3時間切りをしています。今回の大会で10回連続のサブ3(3時間切り)を達成できたらいいなと」
10大会続けての“市民ランナーの勲章”獲得へ。支えてくれたすべての人への感謝を胸に、次家さんが早春の伊予路を駆け抜けます。