海外輸出を拡大へ 佐伯市に養殖ブリの加工処理施設 大分
大分県漁協は佐伯市に養殖ブリの加工処理施設を新たに整備し、24日竣工式が行われました。
佐伯市蒲江に完成したのはJFおおいた蒲江加工センターです。
24日は関係者が出席して竣工式が行われました。新しい施設は県産養殖ブリの海外輸出を拡大しようと総事業費およそ22億円で整備されました。販売先のニーズに細かく対応するため3枚おろしや切り身など多様なサイズでの加工が自動化され海外の衛生基準にも対応したということです。
◆県漁業協同組合 経済事業部高橋正興部長
「地元の生産者と一緒になって新しい商品価値を見いだして、発信していくことで地元の水産業の発展に繋がれば」
県漁協ではこの新しい施設で年間8億8千万円あまりの出荷を目指すということです。