岸田首相 昼過ぎに広島入り 夕方から伊・米首脳と会談へ
G7広島サミットが19日に開幕します。岸田首相は昼過ぎに広島入りしました。夕方からはアメリカのバイデン大統領ら各国首脳との会談にのぞみます。中継です。
G7広島サミットの会場となるホテルの手前にある海には警備艇が出動し、空には監視のための気球が浮かぶなど、すでに厳戒態勢が敷かれています。サミットに向け、岸田首相は「強い決意と覚悟を持ってのぞみたい」と語りました。
岸田首相「核兵器のない世界への決意を改めて確認するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く。こうしたG7の意志を強く世界に示したい」
岸田首相は、18日夕方からイタリアのメローニ首相やアメリカのバイデン大統領と相次いで会談し、サミットが事実上、開幕することになります。
また、夜には、イギリスのスナク首相とのワーキングディナーが予定されており、岸田首相は実家のすぐ近くにある和食店に招くことにしています。
岸田首相は一連の首脳会談を通じて核なき世界に向けた議論や、ウクライナ問題、さらに、中国を念頭にした経済安全保障の問題などで各国と方針をすりあわせたい考えです。
首相周辺は「ひとりひとりの首脳と関係を強化することで、全体の合意形成にも役立つ」と話しています。