民主党・小沢幹事長は５日、従来の自民党支持から民主党支持へと転換した日本栄養士連盟の代表者らと会談し、今年夏の参議院議員選挙での支援を求めた。

　会談で小沢幹事長は、参院選に向けて定数が複数の選挙区では複数の候補者を擁立する方針を示し、積極的な支援を要請したという。これに対し、日本栄養士連盟は、民主党の現職候補を推薦するなど民主党の候補者を支援する方針を伝えた。

　日本栄養士連盟は、これまで３０年以上にわたって自民党を支持してきたが、去年、政権交代したことを受け、民主党支持に転換していた。民主党は業界団体からの予算などへの陳情や要望を受ける際、その引き換えに選挙などでの支援を求めている。