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首相が書店で28冊・5万円分“大人買い”

2010年1月11日 23:14
首相が書店で28冊・5万円分“大人買い”

 「資本主義も新しいものが求められている。それを日本の風土にどういう風に新たに生かしていくかってことはね、勉強したいと思って色んな角度から本を購入させてもらいました。これ全部読むのはエライ話だと申し上げたんですけど。まあ、好きなところから読ませてもらいます」-鳩山首相は11日、東京・丸の内にある書店「丸善」を訪れた。

 景気対策が頭を離れないのか、経済・金融のコーナーなど店内を回ること1時間。結局、歴史・哲学から落語に至るまで全28冊、5万円分を一気に買った。「多すぎる、頭が満杯だ」と苦笑していた鳩山首相。また新しい課題を背負い込んでしまったようだ。


 <鳩山首相が購入した本>
1  日本辺境論
2  逝きし世の面影
3  闘うレヴィ=ストロース
4  日本国家の真髄
5  「情」の国家論
6  新自由主義か新福祉国家か<民主党政権下の日本の行方>
7  文化力-日本の底力
8  ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~
9  ネオリベラリズムとは何か
10 新自由主義-その歴史的展開と現在
11 談志 最後の落語論
12 昭和史 <戦後篇>1945-1989
13 レヴィ=ストロース講義
14 暴走する資本主義
15 日本型資本主義と市場主義の衝突―日・独対アングロサクソン
16 日本語が亡びるとき-英語の世紀の中で
17 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
18 確率論的思考 金融市場のプロが教える 最後に勝つための哲学
19 21世紀の歴史-未来の人類から見た世界
20 ブラック・スワン(上)-不確実性とリスクの本質
21 ブラック・スワン(下)-不確実性とリスクの本質
22 新しい資本主義
23 フラット化する世界(上)
24 フラット化する世界(下)
25 金融危機後の世界
26 世界の経済が一目でわかる地図帳
27 虹色のトロツキー(7)
28 虹色のトロツキー(8)