「支持政党なし」54% 政権交代以来“最高” NNN世論調査
NNNと読売新聞が今月19日から21日まで行った世論調査で今、どの政党を支持しているか尋ねたところ、「支持する政党はない」が最も多く54%でした。
前回6月調査より7ポイント上がっていて、2012年の政権交代、自民党が政権に復帰して以来、最も高くなりました。
自民党は前回からほぼ横ばいの24%、立憲民主党もほぼ横ばいの5%でした。
一方、岸田内閣の支持率も前回とほぼ横ばいの25%と、政権発足以来、最低の水準のままでした。20%台は9か月連続です。不支持も、ほぼ横ばいの62%でした。
次の衆議院選挙の後の政権のあり方について尋ねたところ、「自民党中心の政権の継続」が44%で、前回の46%と、ほぼ横ばいでした。
一方、「野党中心の政権に交代」は前回より5ポイント下がり、37%でした。
次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うかには、石破元幹事長が25%で1位、小泉元環境相が15%で2位、3位は8%の河野デジタル担当相でした。
岸田首相は6%で、高市経済安保担当相と菅前首相と並び4位タイでした。
衆議院の解散・総選挙はいつ行うのがよいと思うかには、「年内」が最も多く41%、次いで「来年10月の任期満了か、それに近い時期」が27%、「来年夏の参議院選挙と同じ日」が12%、「来年の早い時期」が11%でした。
東京都知事選挙で候補者と関係がない内容のポスターが大量に張られたことなどを防ぐために、公職選挙法を改正すべきだと思うか尋ねたところ、「思う」が83%に達しました。「思わない」は11%。
■NNN・読売新聞世論調査
7月19日から21日全国有権者に電話調査
固定電話 420人 回答率57%
携帯電話 611人 回答率35%
合計1031人が回答