与野党の国対委員長会談が１４日に開かれ、与党側は予算委員会などを開かず、会期末である１６日に国会を閉じることを野党側に伝えた。

　与党側は先週、会期を１日延長して予算委員会を１６日と１７日に行う案と、会期は延長せずに１６日に党首討論を行うという２つの案を提示していた。しかし、与党側は１４日になってこれを撤回し、予算委員会も党首討論も行わずに、会期通り１６日に国会を閉じると通告したため、協議はまとまらなかった。

　野党側は「国会の審議に十分耐えられない閣僚が出てきたことなどが撤回の理由だ」として反発を強めている。