自民“二階派”片山さつき議員に退会勧告 片山氏は反発
自民党の二階元幹事長が会長を務める二階派が、片山さつき議員に退会を勧告しました。片山氏は「後ろから石を投げられた」と反発しています。一体、何があったのでしょうか?
自民党・片山さつき議員「明確に(派閥から)離れたいと言ってる人を、まさに後ろから石を投げてるわけですよね?それも身に覚えがないようなことで」
関係者によりますと、片山氏は「二階派」に所属していたにもかかわらず、去年12月以降、派閥の会合に姿を見せませんでした。
こうした事態を受け、二階派は「信用を著しく損なうものであり、何ら是正もみられない」として、退会を勧告する文書を片山氏の事務所に送付しました。
これに対し片山氏は、去年、退会の意思を二階氏に直接、伝えていたと反論しています。
自民党・片山さつき議員「12月24日で年内に(退会する)と申しましたので、年が明けてから無派閥のつもりで私は活動していましたけど、今回はそこまでおっしゃるのは、私に対する名誉毀損や場合によっては人権侵害だなと」
今後の身の処し方について片山氏は、来月の党大会で明らかにすると述べました。
他の派閥の幹部からは「同じ党の仲間なのにどっちも、やりすぎだ」との声が上がっています。