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残る1人の死亡確認、日本人死者は10人に

2013年1月24日 21:15
残る1人の死亡確認、日本人死者は10人に

 アルジェリアの人質事件で、菅官房長官が24日夜、緊急に記者会見し、最後まで安否がわからなかった日本人男性1人の死亡が確認されたことを発表した。

 菅官房長官によると、アルジェリアに残った城内外務政務官や警察関係者が首都・アルジェに安置されている国籍不明の遺体の確認を続けたところ、歯型などから残る1人の遺体を確認したという。

 救出された日本人7人と9人の遺体を乗せた政府専用機はすでにアルジェリアを出発している。このため、新たに死亡が確認された1人の遺体については、できる限り早くアルジェリアでの手続きを済ませた上で、民間機で日本に運ぶことが検討されている。

 これでアルジェリアの人質事件で日本人全員の安否が判明し、死亡が確認されたのは10人となった。