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防衛省にPAC3配備 首都圏防衛に備え

2013年4月9日 9:17
防衛省にPAC3配備 首都圏防衛に備え

 防衛省は9日午前3時頃、北朝鮮が弾道ミサイルなどを発射した場合に備えて、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を東京・市ヶ谷の防衛省に配備した。

 PAC3が配備されたのは、首都圏の防衛に備えるため。当初は「北朝鮮を無用に刺激しない」などの理由から、当面、PAC3の展開は控える方針だったが、万全の態勢を取るため、一転、配備することになった。

 また、小野寺防衛相は8日、BS日テレの番組「ニッポンの大疑問α」で、北朝鮮の弾道ミサイルへの対応を強化するため、PAC3を沖縄県内に常時配備する考えを明らかにし、「なるべく早く配備できるよう、急がせている」と述べた。防衛省は、今月下旬にも航空自衛隊・那覇基地などに配備する計画。