酒類の関税撤廃を検討~自民党TPP委員長
TPP(=環太平洋経済連携協定)の交渉をめぐり、自民党の西川TPP対策委員長は、酒類の関税撤廃を検討していることを明らかにした。
西川委員長「日本食ブームだ。だから酒は自由化してこっち(日本)から出すのも自由だというふうにできないかという検討もしています」と述べ、日本酒の輸出を増やしていくため、代わりに外国産ワインなどの輸入にかかっている関税についても、TPP交渉の過程で撤廃の対象にできないか検討していることを明らかにした。
西川委員長は、国産のワインなどへの影響に触れ、「他の品目への影響も踏まえて考えたい」としている。