自民党総裁選挙をめぐり、今週はポスト岸田の“出馬表明ラッシュ”となります。こうした中、議員たちの動きが激しくなっています。

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2日、都内の幼稚園を訪れたのは、小泉元環境相です。

小泉進次郎元環境相
「こんにちは。今日はよろしくお願いします」

保護者らと子育てについて意見交換を行った小泉氏。6歳の子供に対してこんな一幕も…

小泉進次郎元環境相
「今日の子供たちの中で最年長かな？　ぼく今回、総裁選最年少」

自民党総裁選の告示日まであと10日。“ポスト岸田”たちの動きが本格化しています。正午ごろ、小泉氏が訪れたのは神奈川県庁です。自民党神奈川県連の会長を務める小泉氏。6日に出馬会見を控える中…

小泉進次郎元環境相
「私がお世話になった自民党の神奈川県連の仲間の皆さん、県議の皆さんにご挨拶をと」

自民党県議らに支援を呼びかけました。

その小泉氏の30分ほど前には、河野デジタル相が県庁の同じ部屋を訪れていました。こちらも県議に支援のお願いをした上で…

河野デジタル相
「県連会長（小泉氏）も立候補を予定されておりますので、総裁選の間はしっかり政策議論をしながら、終わったらノーサイドで頑張っていきたい、そのようなことを申し上げました」

共に神奈川県を地元に持つ、河野氏と小泉氏。党員票獲得に向けて動きが活発化しています。

一方、前回の総裁選では“小石河連合”として河野氏を支援した石破元幹事長。

石破元幹事長
「できるだけ多く、直接お願いができるような態勢というものを作っておるところであって、選挙にこれが秘策だとか、これが勝つべき方法だみたいなものは、そんなものはないのです」

こうした中、林官房長官は2日午後。3日の出馬会見を前に自らの陣営の議員らと会合を開きました。その後、公務の合間をぬって議員への挨拶回りを行うなど、支持拡大に向けて動き始めています。

林官房長官
「百万力の援軍を得た気持ちで、戦いにも弾みがついていくんじゃないかと」

“ポスト岸田”をめぐってはこのほか、茂木幹事長が4日、高市経済安保担当相が来週9日に出馬会見を開くなど、3日以降、出馬会見ラッシュを迎える見通しです。