“裏金事件”あすの処分決定へ 茂木幹事長が逢沢党紀委員長と会談
自民党の茂木幹事長は、いわゆる裏金事件をめぐる処分を4日の党紀委員会で決めるのを前に逢沢党紀委員長と会談しました。会談後、逢沢委員長は党紀委員会は4日午後4時から開くことを明らかにしました。
会談で、茂木幹事長は処分をどう決めるか、基本的な考え方について説明し意見交換しました。これに対し、逢沢氏は「党紀委員長としての職責をしっかりと踏まえて、責任を果たしていきたい」と述べました。
そして逢沢氏は、党紀委員会は4日午後4時に行うことを明らかにしました。自民党執行部は、安倍派幹部4人のうち派閥トップの座長を務めた塩谷立氏と参議院側のトップだった世耕弘成氏は「離党勧告」処分とする方針です。
さらに、キックバック再開の協議に参加していた下村博文氏、西村康稔氏の2人は「党員資格停止1年」とする方針で最終調整しています。
また、事務総長経験者の安倍派の高木毅氏、二階派の武田良太氏は「党員資格停止」とする案が出ています。
一方、安倍派幹部の松野博一氏と萩生田光一氏については、党の役職停止1年の処分とすることで最終調整しています。