県議選で与党が過半数 翁長知事“追い風”
5日に投開票された沖縄県議会議員選挙で、アメリカ軍普天間基地の辺野古移設に反対する翁長知事を支える与党が過半数を維持した。
沖縄県議選は5日に投開票され、48の定数に対し、翁長知事を支える与党が27議席を獲得し、改選前の24議席を上回り過半数を維持した。一方、自民党など野党は、改選前より1つ議席を増やした。
今回の県議選は、先月、元アメリカ兵が女性の死体遺棄容疑で逮捕され、アメリカ軍と基地への批判が高まる中で行われた。
翁長知事「1年半、いろんな県政運営がありましたが、ご理解頂けたのかなと思っております」
選挙結果は、普天間基地の移設問題を巡り政府と対立する翁長知事に追い風となった形で、翁長知事は引き続き辺野古への移設に反対する考えを示した。