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那覇空港での空自戦闘機脱輪 原因を発表

2017年3月18日 0:11

 今年1月、沖縄・那覇空港で戦闘機のタイヤが外れ滑走路が一時閉鎖された問題で、航空自衛隊が脱輪の原因は腐食などによる金属の破損だったと発表した。

 今年1月30日、那覇空港で航空自衛隊のF-15戦闘機が訓練のため離陸しようとした際、前輪のタイヤが外れ、約2時間にわたって滑走路上に立ち往生した。その後、タイヤを固定する車軸の破損が確認されていたが、航空自衛隊は17日、その後の調査で腐食などによって金属がもろくなる現象が発生し、亀裂が生じていたと発表した。

 設計や製造そのものに不具合はなかったということで、今後は、電流を流して亀裂の有無を検査する手法で定期検査を行い、再発防止に努めたいとしている。