小野寺防衛相は、事故について謝罪すると共に、同型機の飛行停止と、全てのヘリコプターの整備点検を指示したことを明らかにした。

小野寺防衛相「総理からは自衛隊機のすべてのヘリコプターについて、徹底的な整備点検を実施するとともに、事故を起こしたＡＨ－６４Ｄについては当面飛行停止とし、徹底的な原因究明を行うこととの指示がありました。このような事故が起き、そして民家に墜落したということは私ども申し訳なく重く受け止めております。改めて申し訳なく思っております。おわび申し上げます」

小野寺防衛相はこのように述べ、陸上自衛隊が保有する「ＡＨ－６４」１３機のうち、残るすべての同型機の飛行を停止し原因究明を行うとともに、陸・海・空すべての自衛隊のヘリコプターの整備点検を指示したことを明らかにした。

なお、陸上自衛隊トップの山崎陸上幕僚長も５日夜、事故について謝罪した上で、航空事故調査委員会を設置し、フライトレコーダーを回収して事故原因の解明に当たる考えを示した。