春の叙勲 映画監督の北野武さん旭日小綬章
政治や芸術、文化などの分野で功績を残した人に贈られる春の叙勲の受章者が決まった。映画監督の北野武さん(71)が、映画界の発展に貢献したとして、旭日小綬章を受章した。
受章を受け北野武さんは、「身に余る光栄。この綬章を糧に、より芸道に磨きをかけノーベル賞を目指します」とユーモアあふれるコメントを発表した。
また、“ひふみん”の愛称で親しまれる元プロ棋士でタレントの加藤一二三さん(78)も、将棋の知名度の向上に大きく貢献したとして、旭日小綬章を受章した。
加藤一二三さん「(妻が受章を)大変喜んでおりまして、いい将棋をさすために精進したけれども、妻がともに目標に向かって魂を燃やしてくれて、今日に至ったことを、心から感謝しています」
また、俳優の西田敏行さん(70)は、さまざまなジャンルの作品での活躍が評価され、旭日小綬章を受章した。
西田敏行さん「私の俳優になるべく始まった人生をサポートしてくれたのは両親だったので、生きてたら一番さきに(受章を)喜んでくれるのは父と母だろう」
今年の春の叙勲は、3人を含め、4151人が受章している。