カジノ整備法案 参院で審議入り、野党反発
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カジノを含むIR(=統合型リゾート)整備法案が6日、参議院本会議で審議に入った。政府・与党は今国会中に成立をはかる方針。
野党側は法案が成立して日本にカジノが導入されれば、ギャンブル依存症が広がると強く反対している。
立憲民主党・杉尾秀哉議員「負の影響の最たるものはギャンブル依存症がさらに広がることです。最も有効な依存症対策はカジノをつくらないことではないでしょうか」
安倍首相「他国と比べても厳格な措置を講じ、ギャンブル等依存症に陥る人を生じさせないよう努めてまいります」
安倍首相はこのように述べ、日本人客の入場料金を1回6000円とすることや入場回数を制限するなど厳しい規制を設けているとして理解を求めた。
また6日の参議院本会議では、ギャンブル依存症の対策を進める法律も成立した。
与党側は、カジノ整備法案を10日に参議院・内閣委員会で審議に入り今月22日の会期末までに成立をはかる方針。
しかし、野党側は担当する石井国土交通相の問責決議案を検討するなど徹底抗戦の構えで激しい攻防が予想される。