餅をのどに詰まらせ2人死亡 都内正月3日間で
都内では正月の3日間で餅をのどに詰まらせて9人が病院に搬送されうち2人が死亡しました。今後も餅を食べる機会が多いことから東京消防庁は注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、元日から3日にかけて管内で70代から80代までの男女9人が餅をのどにつまらせて救急搬送されました。
このうち板橋区に住む70代の男性と練馬区に住む80代の男性のあわせて2人が死亡したということです。
東京消防庁は餅は小さく切って食べやすい大きさにして、ゆっくりとかんでからのみ込むこと、また、餅を食べる前にはお茶や汁物などでのどを潤すよう注意を呼びかけています。
東京消防庁の調べによると、2019年から2023年までの5年間で、餅などをのどにつまらせて救急搬送された人は368人で、このうちおよそ9割以上が65歳以上の高齢者だということです。
また過去5年間の月別では搬送者が最も多いのは1月で142人、次いで12月の43人となっています。
最終更新日:2025年1月4日 14:54