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北海道停電原因 苫東厚真発電所停止のため

2018年9月6日 10:13

北海道で最大震度6強の地震が起きたことを受け、日本政府の対応。

政府は首相官邸に対策室を設置し情報収集にあたっている。安倍首相は災害応急対応に全力を挙げるよう指示した。

安倍首相「今回の地震によって、心肺停止、土砂崩れ、家屋の倒壊、そして大規模な停電が発生している、被害が出ているという報告を受けています。政府としては、人命第一で、一丸となって災害応急対応にあたってまいります。これから危機管理のために、しっかりと対応していきたいと思います」

また、菅官房長官は会見で大規模な土砂崩れが発生している厚真町で、6軒以上の家屋倒壊が確認されていると明らかにした。また、午前6時現在、北海道全域、約295万戸で停電が続いているという。

停電の原因について、世耕経済産業相は北海道内の電力の半分ほどを担う苫東厚真発電所が停止したため電力のバランスが崩れ、全ての発電所が一旦停止したためと説明した。世耕経済産業相は北海道電力に対し、数時間以内に復旧のメドをたてるよう要請したという。

一方、自衛隊も北海道知事からの災害派遣要請により現地で活動を始めている。すでに自衛隊員4000人が活動していて、今後2万5000人まで態勢を強化する予定。