北海道で最大震度7 死者7人~政府発表
菅官房長官は6日午後、北海道で発生した震度7の地震によりこれまでに7人が亡くなったと発表した。
菅官房長官によると、これまでに政府として厚真町で4人、札幌市で1人、むかわ町で1人、新ひだか町で1人の計7人の死亡を確認したという。また、行方不明者の数については「色々な情報が錯綜(さくそう)している」と述べるに留めた。
また、北海道内の約295万戸で発生していた停電については、一部が回復しつつあるということで「6日夜中には100万キロワット近くまで回復する見通しが出てきた」と述べた。
さらに午後3時の時点で35市町村の約3万戸で断水が発生していて、自衛隊などが給水活動を行っているという。
一方、泊原子力発電所では一時、外部電源が失われていたが午後1時までに復旧したという。この他、北海道内の新幹線、全ての在来線、地下鉄などが運休しているほか、高速道路の一部で通行止めも続いているという。
さらに地震でターミナルが被害を受けた新千歳空港も閉鎖された状況が続いているという。