陸自水陸機動団と米海兵隊が国内初共同訓練
陸上自衛隊の「水陸機動団」が鹿児島県の種子島で、アメリカの海兵隊とともに、日本国内で初めてとなる共同訓練を行った。
水陸機動団は今年3月に発足し、「日本版海兵隊」とも言われ、自衛隊で初めてとなる離島防衛の専門部隊。14日、種子島で行われた訓練は、日本の離島が敵に奪われた想定で行われ、海上自衛隊の輸送艦から出撃した水陸機動団とアメリカ海兵隊が島を奪い返す訓練が公開された。ボートで上陸した自衛隊の部隊と、ヘリから降下したアメリカの海兵隊員が連携しながら訓練を行った。
こうした訓練が日本国内で行われるのは初めて。日米同盟の連携を強化するとともに、尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国をけん制する狙いがある。