“金品リスト”菅原氏「見当たらなかった」
国会で15日、野党側は菅原経産相が地元有権者に金品を配っていた疑惑について厳しく追及した。
菅原経産相は、先週、確認すると述べていた地元有権者の名前やメロンなどの品物が書かれたリストについて、15日の国会で「見当たらなかった」と答弁した。
立憲民主党・杉尾議員「金曜日に改めてこのリストを大臣サイドに提示して確認を求めました。確認はできましたでしょうか」
菅原経産相「議員会館と練馬の事務所を全て探しましたが、そのいただいたそのリストをですね、また書類と領収書も見当たらなかったということで事務所秘書から報告を受けております」
立憲民主党・杉尾議員「これだけ大量に配っていたら覚えていないはずがないんですけれども、覚えていますか、どうですか」
菅原経産相「そのいただいた資料を見ましたけれども私の今の認識ではそういう認識はございません」
立憲民主党・杉尾議員「そういう認識ってのはどういう認識ですか、配ったという認識ですか」
菅原経産相「配ったかどうかも含めて資料そのものがございませんでしたので、その資料があるかどうかを事務所で確認をいたしたわけでございます」
立憲民主党の杉尾議員はさらに、先週の国会では「金品を渡したことはないと断定的に言っていた。答弁が後退してる」とたたみかけた。
これに対し菅原経産相は「金品といえば、現金とかそういったものかなと思って、それはありませんと答えた」などと説明した。