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来年度予算案あす“強行採決”へ 野党側「首相の決断に失望」

2024年2月29日 19:39
来年度予算案あす“強行採決”へ 野党側「首相の決断に失望」

来年度予算案について、衆議院予算委員会の小野寺委員長は3月1日、採決を行うことを委員長職権で決めました。野党側は反発しています。

29日夕方、衆議院予算委員会の理事会が行われ、与党側は「能登半島地震の復興予算も入っているので年度内成立を確定させたい」として、1日に来年度予算案の採決を行いたいと提案しました。

これに対して、野党側が「裏金問題の幕引き以外のなにものでもない」などと反発したことから、小野寺委員長が職権で1日に採決することを決めました。

立憲民主党・山井 予算委筆頭理事
「裏金問題の幕引き以外のなにものでもないと思います。こういう強行採決ということを自民党総裁として、岸田首相が決断したことに関しては、非常に失望いたしました」

来年度予算案について、政府与党は1日の委員会の後、衆院本会議で採決を行いたい考えですが、野党側は徹底抗戦の構えです。