中国・広東省の深センで18日に日本人学校の男子児童が刃物を持った男に襲われた事件で、病院で治療を受けていた児童が19日未明、死亡しました。男子児童が亡くなったことを受け上川外相は「誠に遺憾である」と述べました。

上川外相「深い悲しみを禁じ得ません。心からのお悔やみを申し上げます。中国側に対し、事実関係の説明を求めるとともに、日本人の安全確保について万全を期すよう強く求めたところであります。登校中の児童に対して卑劣な行為が行われたということに対しては誠に遺憾である」

上川外相は「極めて重く受け止めている」と述べたほか、外務省に再発防止策の検討を指示したことを明らかにしました。