岸田首相、安倍派幹部らへの処分“可能な限り早く”
自民党の派閥の政治とカネの問題をめぐり、岸田首相は、安倍派幹部らへの処分について「可能な限り早いタイミングでけじめをつける」と述べました。
日本維新の会・音喜多議員「政治的、道義的に責任が明確に生じている裏金議員たちは、自ら議員辞職することも含めて、厳しい処分を促すべきではないかと考えますが、見解をお伺いいたします」
岸田首相「党として、関係者の処分等の政治責任についても、可能な限り早いタイミングで党として判断をし、そしてけじめをつけていかなければならないと考えています」
岸田首相は処分について「過去の対応も踏まえ厳正かつ、公正に行われるべき」と強調し、処分を決定する自民党の組織=党紀委員会で「適切な手続きを経て判断していく」と述べました。
処分の中身についての調整は難航も予想され、複数の自民党幹部は処分を決める時期について、今月17日に行われる自民党大会の後になるだろうと述べています。