安倍首相は１７日午前、日帰りで検診を受けるため都内の病院に入りました。

安倍首相は半年に一度のペースで人間ドックを受けていますが、病院関係者によると、今回は６月に受けた人間ドックの追加検査だということです。

安倍首相をめぐっては、新型コロナウイルスへの対応による疲労の蓄積から体調不良がささやかれていました。例年は別荘などで夏休みを過ごし、静養する時間を取ってきましたが、今年はまとまった休暇が取れず、１７日、１８日の２日間、夏休みとして公務を休み、自宅などで過ごす予定でした。

今回の検診について首相秘書官は「休み明けの体調管理に万全を期すため日帰りで検診を受けている」と説明しています。

ただ安倍首相はもともと持病を抱えていて、その悪化により１次政権の時に首相を辞任した経緯がありますので、体調不良がささやかれる中での検査は臆測を呼びそうです。

ある官邸関係者は、「見え方よりも検査を受けて体をしっかり休めることを優先したんだろう」と話しています。