原油価格の上昇を受け岸田総理大臣は関係閣僚に対し、産油国へ増産の働きかけを行うことなどを指示しました。

世界的にエネルギー需要が高まっている中、産油国が生産を抑制していることなどから原油価格が上昇しています。

これを受け、岸田総理は、松野官房長官に対し１８日午後、関係閣僚による対策会議を開き対応を協議するよう指示しました。さらに、ＩＥＡ（＝国際エネルギー機関）と連携し、主要産油国へ増産の働きかけを行うことや影響を受ける関係業界に必要な対応を実施するよう指示しました。

岸田総理は「今後の原油市場の動向や国民生活への影響などを注視していく」「しっかり実態を把握した上で、具体的な対応を検討してもらいたい」と述べました。