衆議院選挙で議席を減らした立憲民主党ですが、２日午後の役員会で、枝野代表の進退問題について話し合われる予定です。

総選挙で公示前から１４議席減らす結果となったことについて、党内からは、辞任を求める声があがっています。

立憲民主党の執行役員会は、２日午後１時から開かれます。周辺によりますと、福山幹事長はすでに選挙結果の責任をとり、幹事長を辞任する意向を固めており、自らが辞任することで枝野代表を守りたい考えだということです。

枝野代表は、「役員会までに考え方を示す」としていますが、ある党幹部は、「日ごろから与党に責任論を突きつけておいて、代表が辞めないのは示しがつかない」などとして、枝野代表の辞任は避けられないとの見方をしており、役員会では、枝野代表を含めて執行部を一新すべきとの意見が出る可能性もあります。

さらに中堅議員からも、「これほどの大惨敗で代表が責任をとらないなら、次の総理大臣指名選挙でも枝野氏の名前をかけない」と話すなど、党内で枝野代表の責任を問う声が高まっており、枝野氏の最終判断が焦点となります。