岸田総理大臣は国連のグテーレス事務総長と会談し、「核兵器のない世界」に向け連携していくことで一致しました。

岸田総理「我が国は唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界に向けて、世界をリードしていかなければならない。国連とも緊密な連携を続けていきたいと思います」

会談で、岸田総理は「被爆の実相に対する正確な認識こそ、核兵器のない世界に向けた取り組みの出発点だ」と指摘しました。

これに対し、グテーレス事務総長は「核不拡散と核軍縮は、車の両輪だ。両方を成立させるよう、取り組まなければならない」と強調しました。

その後、2人は平和記念資料館を訪れ、被爆の惨状を伝える写真や、広島の町並みが破壊された様子をCGで再現した展示などを視察しました。