安倍派は解散か存続か…臨時議員総会 塩谷氏「信頼を裏切りおわび」
自民党の安倍派は、東京地検特捜部の刑事処分が出たことを受け、党本部で臨時の議員総会を開いています。
19日の午後6時から始まった総会は、およそ1時間がたった現在も続いています。総会の冒頭では塩谷座長ら幹部が謝罪しました。
塩谷・清和会座長「国民のみなさま方、そして党員を含む自民党関係者のみなさま方の信頼を裏切ったことを心より深くおわびを申し上げる次第です」
また、塩谷座長は「所属議員事務所に誤った処理をさせた」などとして、安倍派の所属議員に対しても謝罪しました。
一方、総会に先立ち、安倍派の30人を超える有志の中堅・若手議員が「幹部が説明責任を果たすべき」との申し入れを塩谷座長に行いました。
福田達夫議員「責任をしっかりとることが世間常識なので、それをしっかり明確化してほしい」
安倍派の中堅・若手議員からは「これが山場。ここでケジメを付けないと所属議員の生き残る道はない」との声が上がっています。
一方、安倍派と同じく会計責任者が在宅起訴された二階派は19日午後、派閥の解散を決めました。
安倍派の幹部の一人は「派閥の解散も選択肢」と話していて、二階派に続き派閥の解散まで踏み切るかが焦点です。
臨時総会の後には塩谷座長と高木事務総長が記者会見を行うほか、西村前事務総長も個別に記者会見を行う予定です。