<原材料が高騰中‼>ことしのクリスマスケーキ事情 平日クリスマスの夜に”大人”が楽しめる「モミの木そば」に「写真映えパフェ」も(宮城)
ことしのクリスマスケーキ事情と、平日クリスマスの楽しみ方についてお伝えする。
1か月後に迫ったクリスマス。
まずは、ことしの過ごし方について、仙台市内で聞いた。
街の人
「イルミネーション行くつもりでいました。光のページェントです」
「ホールケーキをいつも買って食べています」
「家で家族と一緒にごはんを食べることが多いです。会社からもケーキが出るので、それを家に持ち帰って食べようかなと」
「子どももいるのでクリスマスケーキが一番かもしれないです」
やはり、クリスマスケーキは外せないようだ。
仙台市にある洋菓子店。
白壁アナウンサーリポート
「ショーケースには華やかなケーキがずらっと並んでいます。ワクワクしますよね。こちらのお店でも、11月13日からクリスマスケーキの予約が始まりました」
クリスマス期間には、500台のホールケーキを作るというこちらのお店。
しかし、チョコレートは、5年前と比べ価格がほぼ倍になっているほか、バターや生クリームそして卵など、ケーキの原材料が軒並み値上がりしている。
帝国データバンクによると、クリスマスケーキの価格は年々上がっていて去年は平均4468円。原材料の高騰を受けて、今年もさらに上がる見通しだ。
パティスリーティッセ・オーナーシェフ 阿部彰さん
「年に1度のクリスマスを、ケーキと一緒に楽しんでほしい」
その思いから、こちらのお店では利益を削ってでも、クリスマスは去年と同じ価格に据え置くことを決めた。
もちろん、ケーキのクオリティは変えないが、唯一妥協したのは持ち運び用の箱だという。
パティスリー ティッセ 阿部彰さん
「本当はこれ(箱)を使用したかったんですが、今年は白い箱にシールを貼って若干のコスト削減で、ケーキ代金を上げないように企業努力をしたい」
また、ケーキに欠かせないイチゴは猛暑の影響で生育が遅れ、サイズが揃わない状態だが、形や大きさに捉われないアレンジに工夫している。
パティスリー ティッセ 阿部彰さん
「クオリティーは下げないように、満足感のあるものを作っていきたいので、そこは妥協せずに。今年は物価高で買い控えが若干みられるので、クリスマスや年末年始は盛り上がって家族で楽しんでほしい」
ところで、ことしの12月25日は水曜日。
5年ぶりに平日に挟まれるクリスマスになる。
街の人
「何も計画立てていないですけれど、友達とパーティーするか家に一人で帰るか…」
「仕事ですね。仕事が忙しくて。イベント好きなので、雰囲気だけでも味わいたい」
白壁アナウンサーリポート
「そんな仕事帰りという方でも、クリスマス気分を味わえるお店が(仙台市の繁華街)国分町にあります」
2022年にオープンした「bar LATTE」。
お酒とともに季節のデザートを楽しめるお店で、なかでも写真映え間違いなしのパフェが若い人を中心に人気を集めている。
こちらで、クリスマスに合わせて登場するのが、イチゴとピスタチオのアイスにシャンパンゼリー。
アイシングクッキーで表現した雪の結晶と、飴細工であしらったリースがクリスマスの特別感を演出している(11月27日~販売開始・税込み1870円)
Bar LATTE・芦名澤亜衣さん
「当日ケーキを食べ損ねた方や、買い損ねてしまった方に、夜遅くまでやっているのでお召し上がりいただければ」
仕事が遅くまで…という人にも嬉しい夜中の午前2時まで営業だ。
さらに、こんなお店もー。
仙台駅東口にあるラーメン店「仙臺くろく」。
クリスマスに向けた限定メニューが、その名も「モミの木そば」。
山盛りのもやしにあおさがたっぷりで、見た目はまるでクリスマスツリーだが、ニンニクが効いた白湯スープに太めの平打ち麺を合わせた、いわゆるガッツリ系ラーメンだ。
仙臺くろく・手嶋克泰店長
「クリスマスの時期はラーメン屋さんは弱いので、おもしろいと思ってもらえたらと思って、こういうラーメンを出しています」
ことしで3回目という、クリスマス限定メニューは毎年楽しみにしているファンもいるという。
白壁アナウンサー試食
「いただきます。あおさがたっぷり。すごいニンニクのパンチ力。どんどん食べたくなる味です」
仙臺くろく・手嶋克泰 店長
「夜11時までやっているので、夜遅くてもおもしろいクリスマスを楽しめると思うので、カップルもいますしどんな方でも入れるのがラーメン屋なのでお待ちしています」
さて、みなさんはどう過ごすだろうかー。