ウクライナ情勢が緊迫化する中、林外相が15日、ロシアのレシェトニコフ経済発展相とテレビ形式で会談したことについて、自民党の高市政調会長は17日、「はなはだ疑問だ」と批判しました。

林外相とレシェトニコフ経済発展相は15日、日露両国の経済関係についてテレビ電話で協議していました。

これに対し、自民党の高市政調会長は17日、会見で「各国がロシアの経済制裁を議論する中で、岸田総理大臣がウクライナ大統領との電話首脳会談を行った同じ日に、前々からの予定とは言え、はなはだ疑問だと感じております」と述べ、林外相がロシアの閣僚と会談をしたことを批判しました。

また、「G7の分断を狙う、ロシアの宣伝にこれを使われてしまって、ロシアを利することになるのではないか」と指摘しました。