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鳴門市文化会館の耐震改修は 改修業者の再公募を前に事業費増額について協議【徳島】

2024年9月3日 18:25
鳴門市文化会館の耐震改修は 改修業者の再公募を前に事業費増額について協議【徳島】
徳島鳴門市鳴門市文化会館築約40年が経過し、「震度6強以上の地震で倒壊する危険性が高い」として、改修が予定されています。

鳴門市では、この文化会館の耐震改修を行うため、プロポーザル方式で事業を委託する業者の選定を4月から進め、2025年度の着工、2027年6月のオープンを目標に事業が進められてきました。

しかし、公募に参加した2つの業者のうち1つの事業者が辞退、もう1つの事業者の提案が上限価格を超えていたため失格となるなどして、公募が中止となっていました。

9月3日に行われた協議会では、再公募を前に鳴門市が新たに設定した事業費が、建設資材の高騰などの理由からこれまでより5億2000万円多い59億7000万円となっていることを受け、議員からは様々な意見が出されました。

「持ち出しが少ないと言いながら、全額の事業費がこの庁舎一棟分かかっている、約60億円」

「開けてみたら全部入れ替え、新築と同じ」

泉理彦鳴門市長
「耐震化の話は以前に皆さんと一緒にやらせてもらって、耐震でいくと決まりましたよね。54億5000万円という継続費も認めていただいた。色んなことを考えた中で、今回こういう風な形で皆さんにお願いをすると」

事業費の決定などについては、9月4日の鳴門市議会本会議で採決が行われる予定だということです。
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