新型コロナウイルスが徳島県内でも感染拡大していることを受けて、7月24日、徳島県庁で関係部局から24人が参加し、危機管理会議が開かれました。

報告によりますと、徳島県内の新型コロナの感染者数は7月18日時点の定点把握で14.97人でした。

これは前の週と比べると約1.6倍になっていて、県内では10週連続の増加となり、2023年の夏よりも早いペースで感染者が増えています。

これを受け県は、医療機関への負荷の状況を示す独自基準を設定しました。

定点報告数に応じて、「注意状況」「負荷発生状況」「負荷増大状況」「ひっ迫状況」の4段階あり、現在は入院医療への負荷がかかっている2段階目の「負荷発生状況」にあたります。

この基準は、7月25日から運用されます。

（徳島県保健福祉部 森口浩徳部長）
「まずは基本的な感染予防対策をしっかり取っていただいて、少しでも医療に負荷をかけない行動をお願いしたい」