【衆院選熊本】自民が現職4人の公認申請 参政は3人の擁立を発表
短期決戦の見通しとなっている衆院選に向け、熊本でも候補者をめぐる動きが加速しています。
自民党熊本県連は10月4日、選挙対策本部を設置し、次の衆院選に向け対応を協議しました。役員会では現職の4人を党本部に公認申請することを全会一致で決定。これまでに申請を行ったということです。
■自民党県連 前川收会長
「自民党には逆風も吹いているわけですから、逆風を払拭するためには丁寧な選挙戦をやらないといけないと思っています」
一方、参政党は7日、熊本1区と2区、それに3区にそれぞれ候補者を擁立することを明らかにしました。
■参政党 神谷宗幣代表
「国民の声を純粋に聞いて、政策を推進していける党であると思っておりますので、ここを強く訴えて選挙を戦って参りたい」
参政党の神谷代表は、次の衆院選の比例代表について、熊本県内で8万票の獲得を目指す考えを示しました。
【スタジオ】
次の衆院選では、熊本の4つの選挙区であわせて12人が、これまでに立候補を表明しています。
熊本1区には、自民党の現職・木原稔氏、立憲民主党の新人・出口慎太郎氏、参政党の新人・重松貴美氏の3人が立候補を予定しています。
熊本2区には、自民党の現職・西野太亮氏、共産党の新人・奥田木の実氏、参政党の新人・近田茜氏の3人が立候補を予定しています。
熊本3区には、自民党の現職・坂本哲志氏、社民党の新人・橋村りか氏、参政党の新人・植田貴俊氏の3人が立候補を予定しています。
石破首相は9日に衆議院を解散し、衆議院選挙を10月15日公示、27日投開票の日程で行うことを表明しています。