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【選管も短期決戦】衆院選いつもの投票所には別の予定が…どうする?急ピッチで準備

2024年10月4日 18:45
【選管も短期決戦】衆院選いつもの投票所には別の予定が…どうする?急ピッチで準備
石破内閣
10月15日公示、27日に投開票が行われる予定の衆議院選挙に向け、熊本県内各地で準備が進んでいます。異例の短期決戦でいろいろな業種に選挙の仕事が入ってくる一方、投票所が確保できず苦慮する自治体もあります。

衆院選の投開票まで3週間あまりとなった4日。
■緒方大樹記者
「熊本市西区のタクシー会社です。選挙が行われる時、実はタクシーも活躍します」

タクシーが使われるのは投票箱の移動です。熊本市選挙管理委員会によりますと、150の投票所ほとんどでタクシーを利用する予定です。熊本市のタクシー会社には選管から問い合わせが寄せられています。

■TaKuRoo 今村英敏代表取締役
「(現状のシフトで)不足するということがあれば、勤務時間等をスライドさせて就業をあわせることはする」

一方、短期決戦ゆえの調整に追われる人もいます。37か所の投票所を設置予定の宇城市。これまで投票所として使ってきた松橋小学校が、運動会の予備日と重なってしまいました。急きょ、近くの集会室を候補にしています。

■宇城市選挙管理委員会 城義博さん
「広さ的には狭くなっていますが、投票に関しては問題がないと思っています」

宇城市では、混乱防止のため回覧板での投票所変更の周知や、これまでと同じ場所で投票ができる期日前投票を呼びかける方針です。

投票所だけではありません。開票所となる「ウイングまつばせ」も投開票日に保育園の運動会の予約が入っていたため、宇城市が代わりの場所を提案し変更を交渉しました。

■宇城市選挙管理委員会 城義博さん
「タイトなスケジュールになるというのは、発表された時に思いました。多くの方に投票いただきトラブルなく選挙が終われば」

また天草市では、中体連の大会と投開票日の日程が重なっているため、投票所となる体育館などの駐車場が混みあい、投票に来た人の駐車場が確保できるか不安の声があがっています。また、イベント会場の一部を投票所として譲ってもらうなど調整が続いています。このほかの自治体でも、すでにイベントが入っていたため宇城市のように投票所を変更したり、自治体のイベントと重なり職員の配置に頭を悩ませているところもあります。

公示まで10日あまり。限られた時間の中で急ピッチの作業が続いています。

最終更新日:2024年10月10日 11:10
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