福島・新地町など2万3千戸で断水続く
16日夜、震度6強の地震に襲われた宮城県と福島県の被害は深刻です。福島県では1人が亡くなり、ケガ人は少なくとも96人にのぼっています。
相馬市や南相馬市、国見町で震度6強を観測した今回の地震では、相馬市で避難途中に60代の男性が亡くなったほか、ケガ人は相馬市で35人、福島市と国見町で15人など、少なくとも96人にのぼります。
新地町、相馬市、南相馬市鹿島区のあわせて2万3000戸では断水が続いていて、給水活動が行われています。
交通機関は東北新幹線に加え、JR常磐線や第三セクターの阿武隈急行も運転を見合わせています。
気象庁は、今後1週間ほどは、今回と同じ程度の地震のおそれがあるとして注意を呼びかけています。