車横転で生徒1人死亡 埼玉栄高校が謝罪「痛恨の極み」 カギの管理責任認める
今月16日、さいたま市の私立埼玉栄高校のグラウンドでこの高校の生徒3人が乗った車が横転し、生徒1人が死亡した事故で、学校が19日に会見を開き、車のカギの管理責任を認めたうえで、謝罪しました。
埼玉栄高校
「前途ある本校の生徒の一命が失われた。誠に痛恨の極み。ご冥福を祈ると共に、ご心痛抱かれた皆様におわび申し上げます」
事故を受け19日午前、会見を開いた私立埼玉栄高校は、車のカギの管理に不備があったとして管理責任を認め、謝罪しました。
この事故は今月16日の深夜、埼玉栄高校のグラウンドで高校2年生の男子生徒3人が乗ったグラウンド整備用の軽自動車が横転し、助手席にいた生徒が死亡したものです。
学校によりますと、車はサッカー部のもので、カギは各コーチ間などで車の中に置いて受け渡され、車は無施錠のまま運用されていたということです。
この運用についてはサッカー部内で決めたもので、学校は把握していませんでした。
学校は今後、顧問によるカギの管理を徹底するとともに内部調査を進め実態を調べる方針です。