19日の岩手県内は冬型の気圧配置や寒気の影響で12月上旬から下旬並みの寒い一日となりました。

　また、今シーズン初めて積雪も観測されました。

　原周太 記者
「盛岡市薮川です。辺りには雪が うっすらと積もり、凍てつくような冷たい風が吹きつけています」

　19日朝の最低気温は盛岡市薮川で氷点下5.5℃など平年を1℃から4℃ほど下回り、県内34の観測地点のうち、宮古や釜石など11か所で今シーズン最も低くなりました。

　また、一関市祭畤（まつるべ）や西和賀町湯田で今シーズン初めて積雪を観測しました。

　八幡平市の東北自動車道では、19日午前6時20分ごろ、路面がシャーベット状態となる中、普通貨物自動車が中央分離帯に衝突し、3人がけがをする事故があり、警察でスリップした可能性もあるとみて調べています。

　県内は日中の最高気温も盛岡で6℃など各地で18日より低くなり、12月上旬から下旬並みの寒い1日となりました。

　20日以降は冬型の気圧配置が緩むものの、放射冷却などの影響で週明けまで最低気温がやや低い状態が続くとみられています。