新たな経済対策…与党側「103万円の壁」見直しなど盛り込む姿勢 自公国・政調会長会談
自民・公明の与党と国民民主党の政調会長が会談しました。与党側は政府がまとめる新たな経済対策に国民民主党が主張する「103万円の壁」の見直しなどについて盛り込む姿勢を示したということです。
国民民主党は、これまでの協議で「103万円の壁」の見直しとガソリン減税について、政府の経済対策に明記するよう求めていました。
国民民主党によりますと与党側は19日、それらを経済対策に盛り込む姿勢を示したということです。
自民・小野寺政調会長
「少しずつ両党の考え方の間合いが詰まってきたという印象は持ちます」
国民民主・浜口政調会長
「引き上げに向けてのスタンスがですね、今回は示されてますので、それを(党内の)皆さんにご報告をしてですね、明日の協議に臨んでいく」
国民民主党の浜口政調会長はこのように述べ、「かなり前向きな打ち返しがあった」と評価しました。
政府は今週22日に新たな経済対策を閣議決定したい考えで、3党は20日も引き続き明記する文言などについて詰めの協議を続けるということです。