掛川市国安の住宅で20～30歳くらいの男に、高齢の夫婦が刃物で切り付けられる傷害事件が発生しました。夫婦は、複数箇所から出血し、病院に搬送されました。

警察と消防によりますと、18日午後5時20分ごろ、掛川市国安の住宅で「知らない人から刃物で切り付けられた」と被害者の家族から消防に119番通報がありました。

切り付けられたのは、夫（81）と妻（78）で、顔や腕など複数箇所から出血しているほか、顔などを殴られていて、病院に救急搬送されました。夫は中等症、妻は軽症とみられ、搬送時に意識はあったということです。

逃げたのは、20～30歳くらいの男で、身長は175～180センチくらい、上下黒っぽい服を着ていたということです。また、現場で凶器とみられるものが見つかっていないことから、警察は、男は刃物を持ったまま逃走した可能性があるとみて、行方を追っています。

また、掛川市は、「不要な外出は控え、戸締りをしっかりして十分注意してください。不審者を発見したら110番通報を。」と市民に広報しています。