石丸伸二氏「確認を進める」去年の都知事選で公選法違反の可能性
2024年の東京都知事選に出馬し次点となった石丸伸二氏の陣営が集会で行ったライブ配信のキャンセル代の名目で公職選挙法で禁止されている人件費を支払った可能性があることがわかりました。石丸氏は6日「確認を進める」としました。
去年の東京都知事選の選挙期間中のライブ配信をめぐり業者におよそ100万円のキャンセル料が支払われていたとの週刊文春の報道を受け、石丸氏は6日の会見で、当時の陣営スタッフと経緯を説明しました。
石丸氏らによると当時陣営スタッフが集会のライブ配信を業者に発注しましたが、陣営内から法令違反にあたる可能性があると指摘があり、集会の直前に発注をキャンセルしたということです。その際、業者に機材のキャンセル代としておよそ100万円を支払ったと説明しました。また当時の陣営スタッフが業者側へ確認を行ったところ、このキャンセル代には人件費が含まれていた可能性があることがわかったということです。
会見で公職選挙法の買収にあたる認識があるかどうか問われた石丸氏は、「(公職選挙法違反)の恐れ、リスクがあるのはそうだと思うが最終判断する立場にない」「警察などが判断し事情聴取などがあれば、当然協力します」と話した上で、今後、関係者に確認を進めるとしました。