“荒川氾濫”想定…救助訓練 水害増える時期に備え 東京
台風などによる水害が増える時期を前に、警視庁は、東京の荒川が氾濫したという想定で、救助訓練を行いました。
18日午前、東京・北区の荒川河川敷で行われた訓練は、集中豪雨や台風などによって荒川が氾濫したという想定で行われ、荒川の流域などを管轄する警視庁の9つの警察署の救助部隊らが参加しました。
川に流されている人をゴムボートを使って救助したり、物資を搬送したりする訓練を行ったほか、救命ロープを発射する特殊な銃の訓練も行われました。
管内を荒川が流れる警視庁・赤羽署は、「台風などで水害の危険性が高まるこれからの季節に備え、自治体や消防と連携していく」としています。