通報受け初動捜査を指揮「通信指令」技術競う大会 警視庁
110番通報を受けて警察の初動捜査を無線で指揮する「通信指令」の、技術を競う大会が警視庁で行われました。
大会は事件に関する通報が入った想定で行われ、警察官が2人1組で無線を使って事件解決へと向かう技術を競うものです。
緒方警視総監らも立ち会ったこの大会は、警視庁創立150年を記念して6年ぶりにメディアに公開され、島しょ部を除く都内97署による予選を勝ち抜いた10チームが参加しました。
警視庁によりますと、去年の110番通報の件数は213万件を超えているということで、「大会を通じて早期の事件解決のため全署の技能向上を図りたい」としています。