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4月からフリーに…直川貴博アナが福島で「唯一ネガティブに考えた」こと 新人時代の“大失敗”を振り返る

2025年3月28日 11:00
4月からフリーに…直川貴博アナが福島で「唯一ネガティブに考えた」こと 新人時代の“大失敗”を振り返る
福島中央テレビの直川貴博アナとトーク。4月からフリーに転身する今、振り返る新人時代の“大失敗”とは?和歌山県出身ながら、福島県のアナウンサーとして東日本大震災や原発事故を伝える難しさや、背中を押してくれた言葉などを語りました。

■新人研修での大失敗「いつも通りな感じで」と言われて…

報道局ジェンダー班 白川大介プロデューサー:
直川さんは新人時代、失敗してしまったことはありますか?

福島中央テレビ 直川貴博アナウンサー:
入社してすぐに、スポーツ取材がありました。先輩から「ネクタイはいらないし、いつも通りな感じで来て」と言われたから、おしゃれして行ったんですよ。

白川:どういう格好だったのですか?

直川:ダボっとしたサルエルパンツに、千葉にある有名なテーマパークのキャラクターが描いてあるセーターです。先輩から「バキバキーッ!」と雷が落ちました。

白川:その格好は映らないけど、先方には「福島中央テレビのアナウンサーの直川です」とあいさつもするんですよね。

直川:世間知らずで、人からの目にあまりアンテナを張っていませんでした。「自分の好きな物でいいんでしょ?普段着だし」と思っていました。

白川:「普段の格好で」って指示した先輩も後悔したでしょうね。

私は報道の研修で失敗しました。入社した時は報道じゃないことがやりたくて、「ここに配属されたら自分のやりたいことができない」と思っていました。なので、報道研修の日はいつもより気合いを入れて、後ろ髪をバリバリに立ち上げ、髪の毛をセットしました。

そうしたら、社会部デスクの先輩に「君は、この新聞を読んで、自分の興味があると思ったものを夕方に教えてくれればいいから」と言われ、1日新聞を読むという業務を指示されました。

直川:えー!

白川:他の同期から、「1年目でも、先輩と一緒に取材現場に行くよ」という噂を聞いていたので、「今日は平和だから行かないのかな」と思っていましたが、今思えば、日本テレビの記者として現場に行ったらだめなルックスだったから、それを優しく言ってくださったんだと。生意気な新人でした。本当に恥ずかしいです。
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