茨城県内の養鶏場で「高病原性鳥インフルエンザ」感染確認、関東では今季初 104万羽のニワトリ殺処分へ
茨城県は、県内の養鶏場で「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が確認されたと発表しました。関東での感染確認は今季初めてで、およそ104万羽のニワトリの殺処分を進める方針です。
茨城県によりますと、3日、かすみがうら市内の養鶏場から多数のニワトリの死骸が見つかったという報告を受け、遺伝子検査を行ったところ、「高病原性鳥インフルエンザ」の陽性が確認されたということです。
4日、県は感染拡大防止のため、鳥インフルエンザの発生が確認された養鶏場のニワトリおよそ104万羽の殺処分を行い、この養鶏場から半径10キロ圏内にある27か所の農場を対象におよそ140万羽のニワトリや卵、排せつ物などの移動や搬出を制限すると発表しました。
関東で鳥インフルエンザの発生が確認されたのは今季初めてだということです。