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「公設派遣村」延長、宿泊者が別施設に移動

2010年1月4日 14:45
「公設派遣村」延長、宿泊者が別施設に移動

 年末年始に東京都が実施した「公設派遣村」は、4日が最終日だったが、2週間をメドに延長が決まった。宿泊者らは午後1時過ぎ、渋谷区の施設から新たな施設へ移動を始めた。

 都が実施した緊急支援で宿泊した人は、最終的に833人に上った。しかし、ほとんどの人は次の仕事や住まいが決まっておらず、95%の人が引き続き支援を希望しているという。そのため、都は4日から2週間をメドに、支援を延長することにした。

 宿泊者らは4日夜と5日朝の食事代として1000円を支給され、午後1時過ぎから、都が確保したカプセルホテルへ移動を始めた。